前掛けにリメイク 片袖ですよ!
縮(ちぢみ)の着物の片袖を前掛けにリメイクしました。
着物は捨てることなく仕立て直して何年も着た後に前掛けにしたり、布団のカバーにしたり、座布団を作ったりとリメイクするのが一般的なので素材もしっかりしているのです。
お気に入りの着物も何回か着ているうちに襟が汚れ、裾・袖崎が汚れてきます。
写真の縮はあまり着ない内に色んな物にリメイクしました。
その一つが前掛けです。今は前掛けと言うと白い袖のある前掛けの方が一般的です。
そう「サザエさんのお母さん」がしている前掛けです、
母も良く白い前掛けに糊をバシッとかけて着てました。
昔は着物をほどいて洗い張りを何回もして毎年仕立て直して着たものです。
と言うことは皆、仕立てが出来たと言う事になります。
前は必ず学校でお裁縫の授業があり、基本の【運針縫い】は皆縫えて当たり前でしたが今は【運針縫い】ができる人は少ないです。ミシンが使える人は多くなりましたが。
【運針縫い】なんて言葉も知らない人が多いのかもしれません。嬉しい事に豊島区のお嬢様学校では今でも朝、登校したら【運針縫い】から授業が始まる学校があります。素晴らしいと思います。
私も母も着物を縫えますが、娘は残念ながら縫う事に興味もないようです。
雑巾を学校に持っていく時に【運針縫い】をするのですが、ミシンや今では100円ショップで雑巾が売られており名前まで書ける様になっている。
時代ですね♪
良いのか悪いのかは人それぞれですが?