古布
古布を売っているお店に良く行く
古布っていつの時代の物から古布なんだろう?といつも思う。
戦前の物?
古着、つまりは着た物はすべて古布になるとも言える
いずれにせよ古布は風合いが良く今の時代にない色合わせだったり織だったりする、それで小物を作るととても素敵な物になる。
卒業式に袴を履く娘に古布でリボンを髪飾りに作った。
袴にぴったり似合う
大正ロマン的だった
ただ、困るのは虫食いや糸が老けてしまって薄くなってる部分もある事だ、
何でも状態良く保存するのは大変だ
衣替えで昔は着物を部屋の中一杯に干したものだが今はそんな風景も見ない。
色んな着物の柄で部屋が明るくなり別世界にいるようにキラキラしていて楽しみの一つだったが残念
古くなった着物をほどいて手で洗い、布団を良く作った
母は頭に布巾をかぶり、マスク代わりに布巾をさらにまき、綿を合わせその上に真綿を伸ばし作っていた。
良く手伝った。
楽しい!
真綿は面白い程のびる
着物を何種類もはぎ合わせた布団を作り、布団カバーをする。
それが普段だった
重い布団だが母が忙しい中作った布団はとても暖かかった
今は羽根布団だが
古布に戻る
古布を買ってきて小物を作るのも素敵だが、今ある着物で汚れていない部分をほどいてクッションカバーにしたり、花瓶敷にしたりコースターでも良い
生活の中に着物の柄を見ながら楽しむのも良い
古くなった帯は糸が切れて使えなくなる
そんな帯は特に花瓶敷やサラダボールの下に敷くと美しい
サングリアワインの下もとても華やかになり素敵です
試してみてください
着物や帯を寝かしたままにしないで箪笥を開けてみましょう。
たためなかったら干して洋服ダンスに入れて気が向いたらネットでたたみ方を検索してチャレンジしてください
ずっと出さずにしまいこんでいると裏地からシミができてたりします。
日に焼けると心配するかもしれませんが何年も風通しをしていないと出してびっくりしますよ
一回は広げてみましょう
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